ヒストリー
1928年創業
起源
アルメニア生まれのステファノ・セラピアンと弟のアラメイスは、激化する紛争から逃れるために母国を離れます。多くの逆境を乗り越え、1920年代初めにイタリアに到着し、まずヴェネツィアに暮らした後、ミラノで定住することになります。
もっと読む1928
セラピアンは、独自の方法で最初の革製品を生産し始めます。彼はミラノ中を自転車に乗って巡りながらそれらを売り、徐々にイタリア中の他の町にも販路を広げていきます。 それらの旅の中、洗練された趣向を持ち合わせたエネルギッシュな女性、ジーナ・フローリに出会います。彼女こそ、その後ステファノの妻となりビジネスパートナーとなる女性でした。
もっと読む1945
セラピアンはミラノの中心地にオーダーメイドのアトリエを構えます。 この優れたアトリエは、何か特別な物を求める裕福な女性達や洗練された男性達を魅了します。ステファノとジーナは、熟練職人に助けられながら、隣り合ってともに仕事に励みます。
もっと読む1950年‐1960年代
魅力的な色と高級素材で作られたセラピアンのオーダーメイド作品は、優雅に世界中を飛び回る裕福層やシネマ黄金期のセレブリティ達に注目されるようになります。戦後復興期、ミラノはイタリアのデザインとクリエイティビティの中心地としての地位を確立し、セラピアンはその最盛期を迎えます。
もっと読む初代亡き後
ステファノ・セラピアンが植えた特別な種は、彼の亡き後も花を咲かせ続けます。1972年にステファノが亡くなると、息子のアルダヴァストが会社の舵を取り、未来へとセラピアンを先導します。そしてファミリーの伝統を受け継ぎ、彼もその妻アニと手を取り合って事業を進めました。
もっと読む現在
今日、ミラノ中心地に位置するアールデコ建築の象徴、Villa Mozart(ヴィッラ モーツァルト)から、セラピアンは未来へと続くその物語を紡ぎだし続けています。代々引き継がれるオーダーメイドサービスの伝統は、メゾンの核となり、一族三代目となるジョヴァンニ・ノダリ・セラピアンの指揮のもと、確かな鑑識眼を持つお客様にご愛顧いただいています。
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