セラピアンの熟練した職人たちは、思いがけない要求やリクエストなどに応えるべく、常に自らの技術に挑戦し続けるだけの気概を持ち合わせています。
ランシア社のディラムダ・カブリオレ・カールトン BSは、1930年にイギリス人のバーナード・モントゴメリー・ホール(Bernard Montgomery Hall)中佐が、その細部にわたるまでカスタマイズを依頼して生産された、特別なデザイン車です。
1949年にその姿を消していましたが、イタリア人コレクターのフィリッポ・ソーレ(Filippo Sole)氏が再発見し、そのオリジナルの輝きを取り戻すべく監修に尽力しました。彼が、車の内装をメゾンを代表する「Mosaico」技術で仕上げることをセラピアンに依頼したのです。
作品の類まれなる美しさを世界に紹介することが私たちの目標であり、その目標は日々セラピアンの情熱をもって達成されています。