洗練されたシックなミラネーゼスタイルが際立つ、セラピアン の2022-23年秋冬ウィメンズコレクション。温かみのあるカラーパレット、滑らかな幾何学模様、そして新しく取り入れた柔らかな素材が、エフォートレスなエレガンスと巧みなクラフトマンシップの絶妙な融合に華を添えます。70年代のSecretバッグの誕生に宿る、メゾンの卓越したセンスのルーツを彷彿とさせる、セラピアンらしい魅力を存分に堪能できる仕上がりとなっています。
今回初めて、メゾンのアイコニックなアイテムのいくつかを再解釈し、サン・モリッツのゲレンデを思わせるスノーホワイトカラーの素晴らしいシアリングを施しました。優れた汎用性を誇るシアリング加工が、レザーのディテールとMosaico編みの質感に見事に調和し、メゾンの作品の極上の柔らかさを際立たせることに一役買っています。
高い芸術性。それは、1928年の創業以来、セラピアンのあくなき目標として掲げられてきました。この精神は今日、小さな一点物のバッグセレクションであるMestieri d’Arte(メスティエリ・ダルテ)にも息づいており、イタリアのオートクチュールアトリエの類まれなる装飾を、クリスタル、スパンコール、フェザーを使用してMosaico編みの作品に施した仕上がりを堪能できます。
発表の舞台として選ばれたのは、セラピアンがその拠点を構えるVilla Mozart(ヴィッラ・モーツァルト)。Cameranesi Pompili(カメラネージ・ポンピーリ)デザインスタジオの監修により、イタリア人アートコレクターTommaso Calabro(トマソ・カラブロ)氏の所有する比類なきアート作品が飾られた、見事なリビングルームへとその姿を変えました。また、Acerbis(アチェルビス)のリマスターズコレクションの家具の展示も見逃せません。これらの歴史的な作品は、現在、Francesco Meda(フランチェスコ・メダ)とDavid Lopez Quincoces(ダヴィッド・ロペス・クインコチェス)のアートディレクションのもとに蘇り、セラピアンコレクションとのクロスリファレンス(相互参照)と洗練された組み合わせという興味深い駆け引き効果が演出されることによって、時代を超越したエレガンスと職人技がさらに引き立っています。