ミラノファッションウィーク 2023年春夏コレクションにあたり、セラピアンでは、ミラノという都市の持つ魅力とそのセンス際立つファッション性の高さを体現するアイコン的な存在、ガブリエラ・クレスピ(Gabriella Crespi)へオマージュを捧げる作品を発表しました。セラピアンが創業した1928年より遡ること数年、1922年にミラノで生を受けたガブリエラ・クレスピ。両者には、巧みな職人技術への徹底したこだわりと、完璧なる作品のプロポーションを求める飽くなき情熱という共通項があります。
才能あふれるクレスピに敬意を表して、セラピアンでは、1973/75年に発表された彼女のアイコニックな「Rising Sun」コレクションにインスピレーションを受け、リミテッドエディションのカプセルを発表します。メゾンが誇る巧みな職人技術とメゾンオリジナルのMosaico技法が、真ちゅうのエレメントを際立たせる仕上がりとなっています。
このカプセルコレクションは、ミラノファッションウィーク中にクレスピの作品に触れることのできるまたとないチャンスともなりました。ヴィッラ モーツァルト(Villa Mozart)ではこの機会を利用し、彼女のプライベートコレクションから厳選した作品を展示しました。展示作品には、1970年代に海外メディアが「House of the Rising Sun」と称したクレスピのミラノ市内の自宅に保存されており、これまで公開されたことのなかったものも含まれています。